保安管理ほか活動日誌です。
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自火報受信機不具合
自動火災報知設備の受信機の不具合対応です。
発信機を押しても発信機の応答が無く蓄積がかかってしまうという症状です。
C-A間の電圧が出て無いためテスターで追っていきます。

メインボードでは電圧出ています。定格12Vより低いですが、許容範囲のため問題なし。個人的に24Vだと思っていましたが、待機状態で12V、動作時に24Vの機種はいくつかあるみたいです。
ヒューズも切れておらず、問題なし。

出力側のコネクタも電圧出ています。コネクターの接触が怪しいと思ったのですがハズレでした。

端子台側のコネクターも電圧あり。こうなるとコネクタ裏のはんだか端子台裏のはんだ外れですかね。原因箇所が分かれば後はどうにでもなります。
チョチョイのチョイして発信機を押して、無事に発信機の応答を確認。
以前、メーカーさんより300万のお見積りが出ていて、その修繕の費用が浮いた!とお客様よりお喜び頂きました。お役に立てて恐縮です。
当事務所は更新時期ごとに交換を推奨せず、安全が担保出来るのであれば、メンテナンスや修繕の実施で、より長く設備をご使用していただく方針を取っています。また、それを実現させる為の高い技術と経験を持っております。
設備の運用コストでお悩みであれば、何でもお気軽にお問い合わせください。
フル2線式リモコン修繕
本日は雷害被害を受けたフル2線式リモコンシステムの修繕です。
システムに関係する所では伝送ユニット、リモコンリレー、T/Uを1つずつ取り替えます。
伝送ユニットは雷で電源が入りませんが、ユニット内の再設定をする必要があります。竣工図面関係を漁ってみましたが、設定に関する内容はありません。

現地の使用状況に合わせて設定を考えるのは正直、無理ゲーなので焼損した基盤をチョチョイのチョイしてデータを抜き出します。

データは飛んでませんでした。良かった~。
因みにチョチョイのチョイですが、基盤修理したあと電源入れようとしてもクリップに付けているヒューズがすぐ飛んでしまい、原因を探すのにかなり時間を有しました。
原因は、保護用にクリップに入れてる管ヒューズが小さすぎて定格に全く足りておらず、飛んでいただけでした。普段、電力はk(キロ)単位で考えるので、0.1Aだと1/10で100W!と、何の迷いもありませんでしたが、ゴリゴリに間違ってました。思い込みヨクナイ、と分かっているのですが、年を取るごとに思い込みが増えます。反省です。

後は読み込んだデータを交換後の伝送ユニットに書き込んで終了です。
雷害などでユニットが死んだ場合は多くの場合、総入れ替えで時間も費用もかかりますが、当事務所にお任せいただければ、故障した箇所を調査してピンポイントでの修繕、復旧が可能です。システム追加、変更などのご相談もお受けしますので、何でもご相談ください。
接地抵抗測定(埋設場所)
本日はコンサル業務(停電点検)にお邪魔しております。
屋外の接地端子盤で接地抵抗測定をしてみると接地抵抗値が全ての極で20Ω程となり、使用前自主検査の値と大きく乖離がありました。
①から②に補助極を打ち直しても値はほぼ同様の値です。端子盤と補助極の位置は下の感じです。

おや?と考えていると、ちょうど先方の主任技術者さんが来られて、「接地極はあの当たりに埋まっているんだよね」と、、、

遠。
接地端子盤の付近に接地極が埋まっていると、これもまた思い込みでした。
補助極を打ち直して再測定です。

問題なく使用前自主検査とほぼ同様の接地抵抗値が取れました。
経緯を知らないでこの補助極の打ち方している所を見たら、思わず突っ込みたくなりそうな位置関係です。
竣工前の工事期間中の点検をしていても思うのですが、図面通りに接地極が埋まっていることなどまずありません。A種なんて相当な広範囲に渡っていることもありますし、機器接続状態だと広範囲での連接接地となっているので測定用の補助極の打つ場所次第で値が大きく変わってしまします。
また、キュービクル内のに立ち上げてある補助極ラインも、実は隣並びで打ってあることもあり、、、実質は使えない場合も多いです。
工事期間中でないと確認できない事って多く、保安合管理をしていく上でしっかり確認しておかなければならないと改めて思いました。
非常用発電機メンテナンス
本日は非常用発電機のメンテを行います。
今回はエンジンオイル、クーラント、各種フィルター、エレメント、ベルト関係の更新を行います。
とりあえずサクッと交換できる部品は交換してエンジンオイル抜いてみます。

右が抜油で左が新油です。ディーゼルなので黒くなるのはしょうがないですが、乳化が見られますし、軽油もそれなりに混ざって粘度はかなり落ちています。清浄作用や防錆作用もあまり期待できません。
消火ポンプ専用の非常用なので、油温が上がることも無く油内の水分が飛ぶことも無いため乳化が進みますね。
お次はクーラントです。

もはやただの錆水ですね。右が新たに準備した冷却水です。
因みに冷却水にミネラル分が多い井水はスケールが出るので使えないのですが、熊本のお水は上水もミネラル豊富なおいしい井水なので、精製水とクーラント(30%)で作っています。
抜いた冷却水に全く防錆作用は無く(というか錆びてます)腐食による冷却性能の低下、サーモスタッド、バルブ関係の固着などによるオーバーヒートに繋がる恐れもあります。ウォータージャケット内やラジエーター内の状態は見えませんが心配です。
しかし、この機種は燃料のエア抜きに使うプライミングポンプもエア抜きのボルトっぽいものも無いためどこでエア抜きどうするんだろ、と思いましたが、普通にエンジンかかりました。最近の小さい奴はエア抜き要らないやつもあるとのことでしたが、それですね。
非常用でもクーラントとエンジンオイルだけでも3年くらいでは交換して欲しいな~、と思います。欲を言えば燃料もなのですが(ガバナの潤滑油でもありますし)
発電機のメンテナンス関係も承りますので、ご相談ベースでもお気軽にご相談ください。
OCR試験後のCTT
本日は点検日和、月次点検を回りました。
3件目のお客様、とりあえず受電盤を開けて中を確認します。が、何か違和感が。

CTTの短絡バーが斜めについています。
CT側(上)が変な所に入り込んでいますね。締め込まれていないので怖いです。
こちらは譲り受ける前に停電点検をしていただいているので、その際のお土産ですね。
幸い発熱していないのですが、次回までこの状態は怖いのでとりあえず渡り線を打っておくことに。

クリップで渡して正規通りに付け直しても良かったのですが、営業中ですし無駄なリスクはとりません。
短絡バーの戻し忘れは見ると直ぐ分かるのですが、今回のようなタイプや締め忘れは一見には分かりませんね。
以前、後輩くんが戻しているけど締めていない事があり、私もそこまで確認しておらず後日の点検で激アツになっていた経験が有ります。それ以降、受電前には締め込みまで確認するようにしています。
付け忘れて受電するとすごい音がするらしいです。電流次第でしょうが、二次側何Vくらい出るのかな?
音も聞きたいですが、一生聞く事が無いようにはしていきます。